町田市は東京都多摩地域南部にある市で、人口は約43万人で都区内への通勤率は2割を超えます。関西地域の葬儀では通夜の際に食事を振る舞う習慣がありませんが、関東地方や東日本地方にはお葬式で「通夜振る舞い」を行う習慣があります。日本の多くの地域では通夜振る舞いの習慣がありますが、一般的に食事を頂くのは近親者や親族だけで、用意する食事は近親者・親族(会葬者の約半分程度)の7割程度で済みます。ところが東京は親族以外の会葬者も通夜振る舞いで箸をつける習慣があり、会葬者全員の人数に対して7割程度の食事を準備する必要があります。昔からの習慣に加えて、公営斎場である南多摩斎場を利用する際の習慣や、民営・寺院斎場を利用する場合のメリット・デメリットがあります。

公営斎場である南多摩斎場を利用する際に知っておくべきこと

町田市にある南多摩斎場は町田市上小山田町にある公営の葬儀式場で、町田市以外にも周辺の八王子市、多摩市、稲城市、日野市と共同で運営されています。運営を行っている市の住民であればリーズナブルな料金で利用することができるので非常に人気が高く、式場を借りる場合には何日か待たなければならない場合があります。南多摩斎場には霊安室があり、最初の24時間までは無料で、以後1日3,000円と比較的安価な料金で利用ができます。熱中症やインフルエンザで亡くなる人が多い冬や夏は式場の予約が取りにくいため、亡くなってから葬儀を行うまでに1週間も待たなければならない場合があります。式場が利用できるのは告別式で出棺が行われるまでと決められているので、繰上げ初七日法要は葬儀の中で行い、火葬が終われば解散します。南多摩斎場には火葬場が併設されているので霊柩車の手配が不要ですし、職員が公務員なので心付けが不要です。

町田市の寺院斎場・民営斎場を利用する際のメリットとデメリット

町田市にある公営斎場である南多摩斎場を利用するためには何日か待たなければならない場合があります。さらに会場へのアクセスは最寄駅からタクシーを利用しなければならず、遠方からの会葬者・弔問客には不便な場所にあります。これに対して寺院斎場や民営斎場は希望する日時に予約が取りやすくて交通の便の良い場所にあるので、遠方から来られる弔問客の利便性を考慮するのであれば民間の施設を利用することができます。それでも火葬は南多摩斎場の火葬施設で行うので、遺体を搬送するための霊柩車や、近親者・お坊さんが移動するためのタクシーやマイクロバスを手配する必要があります。移動距離が長くなるので、式場の使用料と車両だけで30万円くらいの費用がかかってしまいます。費用よりも利便性や日程を優先するのであれば民間の式場を利用する方が良いでしょう。